仕事と子育ても両立しつつ、実験業務に携わり続けたい

働く業界:
大学・公的研究機関

2006年度入社
水産学科 学士卒

働く業界:大学・公的研究機関

2006年度入社
水産学科 学士卒

「実験が好き」を仕事にしたい

私は実験が大好きです。大学で、その楽しさを知りました。そのため、就職活動では実験を仕事にできたらと思っていました。けれども、学部卒だと研究職の募集はなかなかありません。そんなとき、偶然ネットでエウレカを見つけました。ここなら、学部卒でも実験を仕事にできるかもしれない。そう思ってエントリーしました。

内定をもらってからは、院卒の方も多い中、学部卒・実験経験1年の自分が本当にやっていけるのだろうかという不安がずっとありましたが、今なら当時の私に「大丈夫だよ」と声をかけてあげたいです。

細胞は一切触ったことがありませんでしたが、最初の就業先である大手製薬会社で、手取り足取り一から十まで教えてもらい、実践的なスキルを身につけることができました。その経験のおかげで、前の就業先では社員の方から細胞に関することで相談を受けたり、周囲のサポートに回ったりする立場にありました。最初の就業先で教えてもらったことは私の財産ですし、キャリアの基盤にもなっています。

細胞について一から学ぶ

現在の就業先では、細胞を使って食品に含まれるタンパク質の作用を研究しています。これまで、医薬品・化粧品の研究開発、安全性試験等を担当してきましたが、最初の就業先から一貫して細胞に関わっています。クリーンベンチで細胞を培養し、それをPCRやウエスタンブロッティング、ELISA等で分析・測定します。過去には、細胞のクローニングも行っていました。

原理や背景への理解が追い付かないままに手を動かし、実験結果が出る。配属当初は、この繰り返しでした。仕事として実験ができる喜びはもちろんありましたが、腑に落ちない結果が出続ける状況を何とかしたいという気持ちもあり、社員の方に質問したり、空き時間や家に帰った後に勉強したり調べたりして、自分なりに努力を重ねました。そうして「こういう反応が起こっているからこうなっているんだ」とわかったとき、実験が点だとすると、それが線として繋がる過程を理解できたときに実験の楽しさを再発見できたように思います。
実験の仕事は、いつまでたっても知り尽くせない、開拓し甲斐のある世界です。派遣社員としては手を動かして結果を出すことが当然求められますが、自ら追究していける部分はたくさんある。そこに仕事の面白さを感じています。

3つの就業先を経験して

私は、3つの就業先を経験しました。そこで感じたのは、仕事の任され方が就業先によって全然違うということです。

細胞について一から学んだ最初の就業先は大手製薬会社。そこではプロトコルを渡され、それに沿って決められた手順で実験を行う流れでした。一方、次の就業先と今働いている大学は自由度が高く、一から実験方法を模索することが求められます。私の場合は、最初の就業先で基礎を、次の就業先で応用を学ぶことができました。最初はテクニシャンとして、次に研究者としての視点から仕事に向き合うことができ、視野の広がりを実感しています。

転職活動をすることなく、エウレカのフォローを受けながら様々な職場を経験できたことはとても良かったと感じています。エウレカの就業先は、設備や就業環境が整っている大手企業や公的機関が多いので、安心して実験に専念できましたし、そこでしかできない多くの経験を積むことができました。

ライフスタイルに
あわせて働ける

最初の就業先で長期就業した後、地元に戻りました。自分の今後を考えたときに、生まれ育った場所で人生を重ねたいと思ったからです。新卒のうちは全国のいろいろな場所で経験を積みたい、でもいつか帰りたい場所がある。そんな気持ちで入社する人も多いと思います。エウレカには、将来的に望む場所で働ける選択肢が当たり前にありました。

生活スタイルによって働き方を変えられる点にも満足しています。産休・育休を経て、今は子育てをしながら3つ目の就業先で就業しています。配属当初から時短契約で就業しているので、肩身が狭いということはありませんし、無理なく仕事とプライベートを両立できています。

限られた範囲でスキルを磨きたい、仕事の幅を広げたい等、仕事へ求めることは人それぞれですし、そのときのスキルや経験、ライフスタイルによっても異なります。その時々の自分にとってベストな場所で働けることは、エウレカの大きなメリットだと感じています。

小さな前進の積み重ねが、
今の私を作っている

エウレカは、サポート体制が整っている組織です。計算問題が苦手で困っている新入社員がいたら、先輩社員やエリアリーダーが練習問題を作って定期的に様子を見たり、仕事に馴染めない社員がいたら、リーダーたちが総出でフォローしたりします。定例会で社員の様子を見ていてもわかりますが、エウレカの社員は総じて真面目で一生懸命。所属していて、とても気持ちの良い組織です。

新人研修で当時の役員の方から「どうしようかと迷ったときは、必ずやりましょう」という話がありました。その言葉は今でも心に残っています。小さいことですが、挨拶一つでもするかしないか迷ってしまうことがあったので、「迷ったら実行」はずっと意識してきました。そういった小さな前進の積み重ねが、今の私を作っていると思います。

今後は、正社員型派遣で実験業務に携わりながら、引き続き子育てと仕事を両立させていきたいです。私にとって楽しく働くことは、手を動かすこと。今の働き方は自分にとても合っていると思うので、お互いに気持ちよく仕事ができるよう、就業時間を誰よりも有効に使って、「谷口さんに任せれば安心」「あなたが来てくれて良かった」と思ってもらえる存在でありたい。そう思って、日々の仕事に向き合っています。