市川裕子

派遣先で活躍する先輩たち -03 研究を通して人の役に立ちたい

市川裕子ICHIKAWA YUKO
  • 2013年度入社
  • 静岡大学大学院 理学研究科 生物科学専攻 修了
  • カテゴリ:バイオ
市川裕子

入社を決めた友人の言葉

私の就職活動は、まったく上手く進みませんでした。研究職を中心にエントリーしていましたが、ことごとく全敗。今思えば、知識の面でもスキルの面でも力が及ばなかったのでしょう。それでも、大学で学んだことを活かして就職をしたい。そう思いながら無我夢中で就職活動を続けていました。エウレカに出会ったのは、そんな頃のことです。
説明会に参加して、初めて「正社員型派遣」という働き方を知りました。「派遣」という働き方に少なからずマイナスイメージがあったのは否定しません。エウレカから内定をいただくことはできましたが、内定承諾するには少しだけ不安が残っていました。
そんな私の背中を押してくれたのは、2年先にエウレカに入社した友人でした。内定承諾をする前に友人のもとへ行き、「実際職場ではどんな風に働いているのか」「収入は大丈夫なのか」と、赤裸々な疑問をぶつけました。友人は嫌な顔せず、ひとつずつ正直に答えてくれました。「配属先はすごく働きやすい」「収入も大丈夫」と。私の不安はひとつずつ解消していきました。何より「エウレカの人は皆優しい」という話を聞いたことで、派遣先で問題があった時は会社がサポートしてくれるという安心感を抱きました。「ここなら大丈夫」と感じた私は、エウレカに入社することを決めました。

入社してすぐに感じたギャップ

エウレカに入社してすぐ、食品会社の研究所に配属が決まりました。業務の内容は、微生物の培養と培養に伴うさまざまな分析です。学生時代も微生物を扱っていたこと、さらに得意なスキルを活かせる業務内容だったことで、大きな問題もなく仕事を始めることができました。しかし、業務に慣れてくると次第に物足りなさを感じるようになりました。なぜなら、任される仕事の範囲がとても狭く感じていたからです。
「こんな仕事もしてみたい」「もっと分析を任されたい」という気持ちが大きくなり、「自分の仕事には意味があるのだろうか」と思うようになってしまいました。
そんな私の意識を変えたのは、何気ない指揮命令者からの言葉です。「市川さんがここまで仕事をしてくれたおかげで、培養がスムーズに進められました。ありがとうございます。」というお礼の言葉をいただきました。「そうか、私の仕事はただ実験をするのではなく、社員さんの役に立つことなのだ」と気がついたのです。何よりも喜んでいただけたことが嬉しくて、もっと社員さんの役に立ちたいと思うようになりました。燻っていた不満を「もっとこうしなければ」という前向きな意識へ、自分を切り替えられた瞬間でした。今では当時よりも、もっと広い範囲の仕事を任されています。タスクが多く余裕がなくなってしまうこともありますが、「自分の役割をしっかり果たす」という意識は、今も見失わないように気をつけています。

エウレカ社内での挑戦

配属先で自分の意識が変わったのと同じ頃、エウレカ社内で「採用支援プロジェクト」のメンバー募集がかかりました。採用支援プロジェクトとは、入社前の内定者の不安や疑問を解消し、エウレカへの理解を深めてもらうため活動を行うプロジェクトです。具体的には、社内情報誌を通して社内制度や社風を紹介したり、内定者懇親会で内定者と接して疑問に答えたりすることが、主な活動内容です。
配属先での業務に慣れ、何かエウレカに関わることがしたいと感じていた私は、思い切って参加してみることにしました。また私が友人のおかげで入社への不安が解消されたように、次は私が後輩のために何かできるのではないかと思ったことも、参加の理由のひとつです。

活動では「自分のアイディアが形になっていくこと」がとても楽しく感じました。情報誌の紙面ひとつにしても、どんな内容であれば内定者の興味を惹きつけられるか、どんなレイアウトが読みやすいか、試行錯誤しながら作る必要があります。考え抜いて作る分、完成して発行された時は大きな達成感を感じました。
先輩との出会いも大きな収穫です。プロジェクトでは、頼もしい先輩とともに仕事をすることができました。仕事の進め方、コミュニケーションの取り方等、新人の私にとって勉強になることばかりでした。その先輩の姿を、今でも手本にしています。

「この人と仕事ができて良かった」と思われるリーダーに

採用支援プロジェクトに参加して2年、今では私がプロジェクトのリーダーとして約20名の後輩を率いることになりました。まだまだ課題だらけではありますが、チームに参加してくれた後輩が「このプロジェクトに参加して成長できた」と感じてもらえるよう、チームを動かしていきたいと思っています。私が今でも先輩をお手本にしているように、「この人と仕事ができて良かった」と思ってもらえるよう、「リーダー」としての役割もしっかり果たさねばという気持ちです。

そして何よりも「不安を抱えたままエウレカの入社を辞めてしまう内定者をひとりでも減らすこと」を目指し、活動に取り組んでいきます。
遠い将来では、派遣就業ではない別の仕事にも挑戦したいと思っています。それが内部異動なのか転職であるのかはまだ決めていませんが、自分をより成長させられる環境に行きたいです。そのためにも、配属先でもエウレカ社内でも、今の自分の役割をしっかり果たそうと思います。